私が購読しているメルマガに興味深い記事が掲載されていました。中国では、リンゴが縁起物として重宝がられているそうです。

背景を解説すると、日本の「平安時代」でお馴染みの「平安」が、無事、安全をそのまま意味する中国語として今でも使われていて、発音が(中国語のリンゴの発音と)似ているからだそうです。

中国人は何しろ語呂合わせが大好きな民族で、リンゴは中国語で苹果 (píng guǒ)ピングォーと発音するため、は「安心、安全、平安」を意味するの中国語の平安(píng ān)ピンアンと発音がよく似ているということで重宝がられているということです。

中国では、「無事な果実」と言う意味に当たる「平安果(píng ān guǒ)」と訳され、その中間の「安」を取った上で、「平」の文字を「苹」と入換えして「苹果」とし、「リンゴ」をお守りの印として使っているのだそうです。

孔子を祭る夫子廟(南京)では、リンゴの上に願い事を書いた短冊まで付けているそうです。

出典:今すぐ中国語

【クリスマスの夜にはリンゴを送る習慣も】

同じ理由で、中国でクリスマスプレゼントとして最も贈られているのもリンゴだそうです。りんごを可愛くラッピングして、クリスマスプレゼントとして贈るのだとか。

中国語でクリスマス・イブ(平安夜)と呼ばれており、先程の平安果と発音がよく似ているから、ということでした。日本ではクリスマスプレゼントにリンゴを送るという習慣はないのですが、日本に導入したら面白い習慣なのかもしれません。リンゴは冬の果物で、情熱を象徴する赤と、クリスマスのカラーはぴったりですからね。

【青森県のリンゴ輸出3割増、青森県が目標上方修正】

そう言えば、「日本のリンゴが中国の富裕層に一個2000円で売れているらしいよ、という話を誰かから聞いたことがあります。そこで、興味を持って調べてみると大変面白い記事を見つけました。

外国人宿泊数2.5倍、リンゴ輸出3割増、青森県が目標上方修正

青森県は13日、外国人延べ宿泊者数とリンゴ輸出量の数値目標をそれぞれ上方修正した。いずれも2018年までの達成を目標としていたが、3年前倒しで15年までに達成したため。

(中略)

一方、青森県産リンゴが大半を占める国産リンゴ輸出量の数値目標は従来の年間3万トンを4万トンへ3割引き上げた。内訳は台湾3万トン、香港7千トン、その他3千トンとした。リンゴ輸出量は、県産品が高品質だったことや円安により、14年産が3万115トン、15年産が3万6160トンと2年連続で目標を達成した。

出典:日本経済新聞2016/9/14 

成る程!中国大陸というよりは、台湾と香港によく売れているとのこと。おまけに、外国人観光客までたくさん来ているというのは、青森県にとっては大変明るいニュースですね。これからも「クリスマスとリンゴ」の関係と、青森県やその他のリンゴの産地の動向から目が離せませんね!

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