2017年6月21日、かねてから報道されていた通り、MSCI(米国のMSCI Inc.が算出・公表しているの総称(世界的な株価指数の名称。今回のケースではそのうちエマージング市場=新興国市場に関する指数に中国A株が取入れられることである。早速当該指数に連動するファンドやETFがないかを、本ブログにて探してみた。その前に、そのニュースが持つ意味をおさらいしておく。

以下、日経のニュース記事から一部を引用

MSCI、中国A株を新興国指数に採用 市場開放進んだと判断  

【NQNニューヨーク=横内理恵】株価指数を開発・算出するMSCIは米東部時間20日夕(日本時間21日朝)、中国本土上場の人民元建て株式(A株)を同社の新興国株指数に採用すると発表した。

(中略)

金融市場運営や制度には課題が残るものの、MSCIはA株から組み入れる銘柄数を当初は少なくすることで、採用条件を事実上緩和した。

MSCIの新興国株指数は国際分散投資を手掛ける世界中の機関投資家が運用指標としている。中国やインド、ブラジルなどの新興国、800超の株式で構成される。中国関連では香港ドルや米ドル建ての「中国B株」、香港上場の本土企業株の「H株」、中国本土系香港企業株の「レッドチップ」が含まれていた。しかし時価総額が7兆5000億ドル(約840兆円)を上回り、ニューヨーク証券取引所(NYSE)やナスダック市場に次ぐ規模のA株は含まれていなかった。

(中略)銘柄数は絞り込まれたが、指数への採用が決まったことで世界の投資マネーが流入し始める可能性が高い。実際に採用するのは2018年6月からになる。

(引用以上)

出典:日本経済新聞 2017/6/21

つまり、ニューヨーク証券取引所に次ぎ、何と時価総額が800兆円以上もある中国A株がいよいよ国際舞台に躍り出るということである。東京株式市場が大体600兆円ぐらいだから、今後もっともっと差がついて来るだろう。

だが、折角ニュースを知ったからには、自分が得すること、儲かる方法を探したいものである。そこで選択肢の一つとして考えられるのが、安全なMSCI エマージング・マーケット・インデックス運用のファンドを購入することである。インデックス運用とは、その指数(数百社、数千社もの銘柄が大体均等に組入れられたもの)に沿うように運用するということで、大きなパフォーマンスの乖離が出ない代わりに、そのインデックス(指数)通りの結果が出るので、退職金の運用や、保守的な運用をしたい場合には比較的好んで選択される手法である。

早速探してみた所、投資信託は見つからず、ETF(東証で株式と同じ方式で購入可能)なものがいくつかあった。直接連動しそうなものは以下の2つです。

★iシェアーズ MSCI エマージング・マーケット ETF 證券コード1582

https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/239637/ishares-msci-emerging-markets-etf

★上場MSCIエマージング株 証券コード1681

https://www.nikkoam.com/products/etf/lineup/msci-em

 

【その他、中国A株を取入れているETF】

◆上場インデックスファンド中国A株(パンダ)CSI300

https://www.nikkoam.com/products/etf/lineup/panda/panda-about01

◆iシェアーズ・コア CSI 300 インデックス ETF

https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/251754/ishares-csi-300-a-share-index-etf

◆南方FTSE 中国A50 インデックス 証券コード1576

https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=1576.T

◆ChinaAMC CSI 300 Index ETF-JDR 証券コード1575

https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=1575.T

ちなみに、中国株式そのもので運用する投資信託は山ほどあるので、是非検索して探してみて下さい。基本的には、長期狙いだと考えた方が賢明であろう。

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