【中国でもクリスマス商戦が年々加速! クリスマスに売れる中国ならではのモノとは?】

 

さて、時が過ぎるのは早いもので今年も12月24日クリスマスが近付いて参りました。仏教徒の多い中国でも、クリスマスが若者を中心にイベント感覚で受け入れられ、定着してきています。

 

【気分を盛り上げるクリスマスデコレーション】

 

毎年、クリスマスのデコレーションが早まってきています。11月から大型ショッピングモールや百貨店などで始まり、人々の気分をクリスマスに向けて盛り上げます。イルミネーションや大型のクリスマスツリーも色鮮やか。クリスマスツリーやサンタクロースの服など、クリスマス関連商品の販売も開始されます。

 

 

【ポイントは色!】

 

中国で縁起のいい色は、「赤」と「金色」。「赤」は、順調・発展・成功・円満・発達などの意味合いを持ち、「金色」は皇帝だけが身に着けることができる高貴な色・お金を呼び込む色としてのプラスイメージから、重要な日をお祝いするときは必ずこの2色が使われます。

多くの人に受け入れられているだけでなく、鮮やかな発色は人の注目を集めるので、開店祝いや大々的なセールの時に用いると効果的です。それで、中国のクリスマス時期、さまざまな場所の飾り付けに多用されています。

 

【クリスマスを中国語で何という?】

 

クリスマスは中国語で「圣诞节」、サンタクロースは「圣诞老人」と呼びます。クリスマス・イブは、「平安夜(ping an ye)」です。中国では、このクリスマス・イブに「平穏(平安)な一生を送れますように」と願いを込めて、「平安果(ping an guo)」を互いにプレゼントし、食べる習慣があります。

 

【飛ぶように売れる「平安果」!】

 

本ブログでも前回既に取上げていますが、中国ではクリスマスにリンゴがよく売れる売れ筋商品です。この「平安果(ping an guo)」とは何でしょうか?省略すると「平果(ping guo)」、つまり発音が似ているリンゴ「苹果(ping guo)」のことです。そのため、中国のクリスマスで大々的に販売され、一番売れているものは「リンゴ」です。

 

 

「平安」という文字が付けられたリンゴは、リボンや包装紙でラッピングされて、少し割高の特別価格で販売されます。クリスマスの時期、海外輸入のリンゴを含めて、いつもは見かけないほど種類豊富にリンゴがスーパーで販売されます。

また、会社でボーナスとして箱に入ったリンゴ1個を贈ったり、友達にこの「平安リンゴ」を贈ってもらうのが、楽しみとなっています。平安という文字が書かれていなくても、この時期は中国人にとってリンゴが特別なものになります。

 

【中国で効果的な販促キャンペーンとは?】

 

リンゴに注目が集まるクリスマスシーズンに、商品購入者に「平安リンゴをプレゼント!」という販促キャンペーンはかなり効果があります。中国人は無料プレゼントが好きなので、こうしたキャンペーンをしている時に買おうという消費者心理がくすぐられます。

このキャンペーンでリンゴ1個は、あまりコストもかかりません。キレイな包装紙で包み、リボンを付けるだけで立派な「平安果」になります。

 

【中国人の心をとらえて販売促進!】

 

クリスマスに平安果であるリンゴを贈り合う習慣は、中国語に由来するので中華圏の特別な習慣です。こうした習慣を取り入れることによって、さらなる中国ビジネスの拡大に期待できるかもしれません。

 

 

 

Share