本ブログでは、米国の政権の閣僚の顔ぶれが固まったら、記事を追加で書いていこうと思ったのですが、どうも、クビになる閣僚や去ったメンバーについて書く方が早そうです。というか、もう、あまりにも多すぎるので一覧にしようと考えて探していたところ、時事通信の方にしっかりと纏めた記事がありますので、転載をしたいと思います。

 

参考:トランプ大統領に切られた人々 写真特集 jiji.com

 

(以下引用)

 

マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)=2018年03月20日、ワシントン【AFP=時事】
トランプ米大統領は22日、ホワイトハウスの外交・安全保障政策の取りまとめ役だったマクマスター大統領補佐官(国家安保担当)が4月9日に辞任すると発表した。事実上の更迭とみられ、後任には対外強硬派として知られるボルトン元国連大使(69)が就任する。

 

ティラーソン米国務長官=2018年3月12日、ナイジェリア・アブジャ【AFP=時事】
トランプ米大統領は13日、ツイッターで、ティラーソン国務長官を解任し、ポンペオ中央情報局(CIA)長官を後任に充てると発表した。CIA長官には副長官のジナ・ハスペル氏を昇格させる。ティラーソン氏はイラン核合意やカタール断交問題への対応などでトランプ氏と対立。昨年11月には、米メディアがトランプ氏がティラーソン氏更迭を検討していると報じたが、トランプ氏は直後に「彼は去らないし、協力して働いている」と述べ、更迭説を否定した経緯がある。

 

コーン国家経済会議(NEC)委員長=2018年1月23日、ワシントン【EPA=時事】
ホワイトハウスが18年3月6日、近く辞任すると発表した。米メディアによると、鉄鋼とアルミニウムへの輸入制限方針をめぐり、トランプ大統領と対立したことなどが要因という。金融大手ゴールドマン・サックス首脳から政権入りしたコーン氏は、国際貿易の枠組みや同盟国との関係を重視する立場から、輸入制限に反対していた。

 

マッケーブ連邦捜査局(FBI)副長官=2017年5月11日、ワシントン【EPA=時事】
18年1月29日に辞任した。マッケーブ氏の妻は州議会選に立候補した15年に、民主党のクリントン元国務長官に近い団体から多額の献金を受けたとされ、中立性を欠くとの批判が共和党やトランプ氏から出ていた。

 

プライス厚生長官=2017年9月28日、ワシントン【AFP=時事】
17年9月29日に辞任した。可能な限り定期便を使うよう求める連邦政府の内規に反し、高額なチャーター便を頻繁に利用し、税金の「無駄遣い」が批判されたため。トランプ政権の閣僚が不祥事で辞めたのは初めてで、トランプ氏が解任をほのめかしてきたこともあり、事実上の更迭とみられる。

 

バノン大統領首席戦略官・上級顧問=2017年4月10日、ワシントン【EPA=時事】
16年11月の大統領選で選対本部最高責任者としてトランプ氏を当選させた立役者で、最側近だった。保守強硬派の政策を推進した「黒幕」とも目されてきたが、強引な手法の影響で内紛も絶えず、17年8月18日に辞任した。事実上の解任とみられる。

 

スカラムチ・ホワイトハウス広報部長=2017年7月21日、ワシントン【AFP=時事】
17年7月21日に就任したが、同31日に辞任した。31日就任のケリー大統領首席補佐官が「白紙の状態から自身のチームを組めるようにする」ためという。ホワイトハウスでは、スカラムチ氏と対立した高官が相次いで辞任するなど混乱が続いており、新体制発足に合わせた事実上の更迭とみられる。

 

プリーバス大統領首席補佐官=2017年2月23日、米メリーランド州【AFP=時事】
ケリー国土安全保障長官の首席補佐官就任に伴い、17年7月31日に辞任した。事実上の更迭とみられる。トランプ氏は同21日、プリーバス氏の反対を押し切り、ホワイトハウス広報部長にスカラムチ氏を登用。その後、スカラムチ氏はプリーバス氏が情報漏えいしていると決め付け、「偏執狂」「近く辞任を迫られる」と公然と非難するなど、内紛が激化する様相を呈していた。

 

スパイサー大統領報道官=2017年7月17日、ワシントン【AFP=時事】
17年7月21日に辞任した。トランプ氏は同日、ホワイトハウス広報部長にスカラムチ氏を登用。この人事に反発するスパイサー氏に職にとどまるよう求めたが、スパイサー氏は人選は重大な間違いだとして辞意を伝えた。

 

ダブキ・ホワイトハウス広報部長=2017年4月20日、ワシントン【EPA=時事】

17年5月18日に辞表を提出した。トランプ氏は、ダブキ氏やスパイサー大統領報道官をはじめとするホワイトハウスの広報チームに、不満を募らせていると伝えられていた。

 

コミー連邦捜査局(FBI)長官=2017年3月20日、ワシントン【AFP=時事】
17年5月9日に解任された。ホワイトハウスによると、先の大統領選中、民主党候補クリントン元国務長官の私用メール問題に関する捜査情報を公表したコミー氏の判断は「重大な誤り」だったとして、司法省が長官交代を進言、トランプ氏も受け入れたという。

 

フリン大統領補佐官(国家安全保障担当)=2017年2月1日、ワシントン【EPA=時事】
トランプ氏の側近の一人だったが、政権発足から1カ月に満たない17年2月14日に辞任した。フリン氏をめぐっては、補佐官就任前だったにもかかわらず、16年12月に駐米ロシア大使と対ロシア制裁について話していたことが発覚。民間人の外交交渉介入を禁じる法律に抵触する可能性が指摘されていた。事実上の更迭とみられる。

 

(引用以上)

 

以上から分かるように、実に数多くの政府高官や閣僚が入れ替わっているのだが、比較的重要とされる国務省(日本で言えば外務省に相当)や、報道官(White House Press Secretary:報道に特化した官房長官のようなイメージ)、首席補佐官(White House Chief of Staff:日本には該当するものはないが、官房長官で報道関係は担当しないというイメージで重要な役職)まで、こんなに次々と代わるとは、トランプ政権発足時に想像した人はまずいないだろう。流石は、大統領になる前にリアリティ番組(You’re fired! クビだ!)を主催して、人気を博していただけのことはある。しかも、高官人事も意図的に遅らせているというから、全てが前代未聞。要は、「俺がやる。俺が決める。前例とか慣例がどうこうとか、行ってくる小賢しい官僚どもは黙ってろ。俺のやり方に従え。逆らうやつはクビだ!」、ということなのだろう。

 

その他参考資料

 

高官人事遅れは意図的=「ポスト必要ない」-米大統領  jiji.com 2017/10/11-06:39

 

米国務省、機能不全が深刻に 北朝鮮担当特別代表が辞任へ  日本経済新聞 2018/2/27 19:14

 

 

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